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12月の手入れ

 冬期の消毒

 これから迎える厳しい冬への保護が必要になります。
 その保護の前に、まず消毒をおこないましょう。
 消毒剤としては石灰硫黄黄合剤が一番効果的です。活用期には1000倍前後に薄めてでしか使用できなかったものが、冬期には松柏類は30〜50倍、雑木類は50〜80倍液という強い濃度で使用できます。
 夏場では完全駆除が難しいカイガラムシなどがついている樹には、原液に近い10倍液で撲滅させましょう。その時、芽をもっているところを避け、ハケ、歯ブラシなどを使って丁寧に塗布しましょう。
 消毒液を散布するとき、鉢に消毒液がかかり、鉢が汚れないよう布や新聞紙等で覆い、樹の全体にかかるように噴霧器で上から下から散布しましょう。
 小品盆栽などは、消毒液を適当な大きさのバケツ等に入れ、樹を逆さに向けてつける。また、中品盆栽は、広めのバケツ等の上でヒシャク等で、やや裏目から消毒液をかけておこなう事ができます。
 消毒は、ムロ入れの前の風のない晴れた日にすませ、完全に乾かしてから取り入れましょう



 冬期の管理ポイント

 盆樹が安らかに休眠できる環境を整えてあげることが大切です。
  特に下の三つの事に注意し管理してください。
    @寒風−乾燥している冬の風は上部から水分を強制蒸発させ、
          枝枯れや葉落ちを引き起こすことがあります。
    A大雪−とくに軒先などに樹をおかないようにしましょう。
          雪が落ちて枝を折ることがあります。
    B 霜 −鉢土中に霜柱ができ、凍て割れを起こしやすくなります。
          高価な鉢を使用している場合は十分に注意してください。
  また、無理に溶かそうと水をかけると融解熱により凍傷で根が痛み、葉やけを起こす事がありますので、無理に水をかけないようにして下さい。



 冬囲いのいろいろ

 冬の保護として、ビニールハウスに入れなくとも、家の軒下や壁、棚の下などをうまく利用して保護室の代用をすることができます。
 また、ヨシズや寒冷紗などを利用して寒風・雪からの保護をしたり、小品盆栽などは発砲スチロールの箱にまとめて取り込み、保護をすることもできます。


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